ここは公平に見ておくべきところです。専用ツールの魅力は本物だからです。年間計画の専用ツールを開くと、そこには何もないキャンバスがあります。毎朝の定例も、歯医者の予約も、同僚3人分のカレンダーの雑音もありません。あるのは12か月と、これから決めたいことだけです。
考えている間は、この「何もなさ」がむしろ利点になります。同じ1年について2つの案を並べて描いたり、まだ申請していない長期休暇を入れてみたり、全部消してやり直したりしても、誰にも気づかれません。カレンダーは、考えながら書き出す場所には向いていません。そこに入れたものはすべて、誰かが見られる約束になってしまうからです。
問題が起きるのは、考えている途中ではなく、考え終わったあとです。
計画が完成するのは、誰かが行動に移せる形になったときです。そこまでは考えているだけで、そこからはほかの人が動く番です。そして、ほかの人はあなたの計画ツールを開きません。開くのは自分のカレンダーです。1週間の予定は、そこから決まるからです。
そこで、計画を書き写す作業が発生します。リリース週は実際の予定3件になり、採用凍結は定例会議のメモの一行になります。誰かが1件入れ忘れます。2週間後、カレンダーの日付が動いても、計画ツールは何も変わりません。計画ツールは、カレンダーの存在を知らないからです。
そこから先は、食い違う2つの仕組みを抱えることになります。しかも、会議の予定が入っているのはそのうちの片方だけです。
何かが壊れたわけでも、誰かが不注意だったわけでもありません。2つの仕組みには、お互いに何かを伝える手段がないだけです。
どれも、機能の比較表には出てきません。
決めたことはすべて、別の場所にもう一度入力しなければなりません。退屈で、どのロードマップにも載らない作業で、四半期が忙しくなると真っ先に省かれます。
カレンダーは、計画ツールに断りなく変わり続けます。2週間後には両者が食い違いますが、通知も、競合の警告も、内容の突き合わせもありません。あるのは、いつの間にか間違った内容になった資料だけです。
古くなった計画で一度痛い目にあうと、人はもうそれを読まなくなります。計画ツールは見た目がきれいなまま、誰にも参照されなくなります。これがいちばん高くつく失敗です。
年間計画ツールの多くは、いずれ Google カレンダーとの接続機能を搭載します。機能一覧を見ると安心できそうですが、注意書きまで読んでおく価値があります。こうした接続の多くは閲覧専用のインポートで、既存の予定が計画ツールに表示されて、それで終わりだからです。
たとえば AnnuCal は、自社の Google インポートについてはっきりこう説明しています。"The import is one-way. You edit these events in Google, not in AnnuCal."(「インポートは一方向です。これらの予定は AnnuCal ではなく Google で編集します」)
これで、すでにある予定を打ち直す手間は省けます。けれども、肝心な部分、つまりこれから作る計画には何の役にも立ちません。描いた予定はやはり1つずつ手作業でカレンダーに入力する必要があり、カレンダー側で加えた変更は、相変わらず計画からずれていきます。連携したあとも、2つ目の仕組みはそのまま残るのです。
予定は入ってきますが、何も戻りません。ツールで立てた計画は、ツールの中にとどまります。
同じものを2つの見方で見ているだけです。どちら側で編集しても、それを共有している全員にとって同じ予定が変わります。
判断の基準は1つです。結果をもとに、ほかの誰かが動く必要があるかどうか。
人が別のツールに手を伸ばすのは、標準でこれができるカレンダーがないからです。
Google カレンダー標準の年表示に並ぶのは色のついた点で、予定名ではありません。点が並んだ表は日付を選ぶための画面であって、計画ではありません。タイトル、色、期間が見えなければ、結局1か月ずつクリックして確認することになります。

予定を3か月先にドラッグしたら、そのカレンダーを共有している全員にとって、実際の予定が動かなければなりません。それができなければ、スケジュールの写真の上に落書きしているのと変わりません。

カレンダーが知っているのは出席すると約束したことだけで、仕上げると約束したことは何も知りません。会議だけで組み立てた1年は、必ず見通しが甘くなります。

仕事、プライベート、チーム、そして一緒に計画を立てる人たちのカレンダー。1つのカレンダーしか表示しない年間表示は、かんたんな問いにだけ答えて、難しい問いを素通りします。

決めたいのはたいてい、すでに入っているものの場所ではなく、新しいものをどこに入れるかです。複数のカレンダーをまたいで空いている週を見つけることは、動かないキャンバスにはできません。

これを実現するのが Kalnext です。Google カレンダーと Microsoft Outlook を読み込み、読める12か月を表示し、すべての変更をリアルタイムで書き戻します。タスク、複数カレンダーの重ね表示、空き時間検索も同じ画面にそろっています。1年の計画は、カレンダーについて書かれた別の資料ではなく、カレンダーそのものを見渡す画面になります。
自分のカレンダーで試してみる決めるときは計画ツールで。
約束するときはカレンダーで。
手作業での二重管理は、もうやめましょう。
ほかの誰もまだ動く必要のない案を練っている段階なら、専用ツールで考えましょう。結果をほかの人が実行する場合や、計画が変わりそうな場合は、すぐにカレンダーで計画すべきです。みんなが見るカレンダーの外にあるものはすべて、入力し直したうえで、手作業で内容を一致させ続けなければならないからです。
一方向だけなら、同じではありません。年間計画ツールの中には、Google カレンダーの予定を閲覧専用でインポートするものがいくつかあります。予定は見えても、編集するのは計画ツールではなく Google 側です。AnnuCal は自社の変更履歴でこれを明記しています。閲覧専用のインポートで省けるのは既存の予定の打ち直しだけで、新しく作る計画については何も変わりません。その計画は、やはり手作業で Google に入力する必要があります。
お互いの存在を知らない計画ツールとカレンダーを、一致させ続けるためにかかるコストのことです。二重入力(決めたことを2回入力する)、ずれ(知らないうちに両者が食い違う)、信頼の喪失(誰も計画を読まなくなる)という形で現れます。3つとも、機能の比較表には出てきません。
標準の状態では立てられません。Google カレンダーの年表示は色のついた点が並ぶだけで予定名がなく、スマホアプリでは使えず、編集もできません。Outlook には年表示そのものがありません。どちらにも、双方向に同期し、読める12か月を表示して変更を書き戻す別の画面が必要です。それを提供するのが Kalnext です。
確認したいのは5つです。実際の予定名が見える年間表示、編集がみんなの見るカレンダーに届く双方向の同期、予定と並ぶタスク、複数のカレンダーを一度に重ねる機能、そして予定が入っている時間だけでなく空き時間を探せる機能です。双方向の同期がない計画ツールは、いつまでも「2つ目の仕組み」のままです。
Google カレンダーまたは Outlook を接続すれば、実際に編集できる、読める12か月が表示されます。
無料トライアルを開始14日間の無料トライアル · クレジットカード不要